第七魔法空間より

日記と言うよりは月記のほうが相応しいゆるゆる雑録。 独自研究やおすすめのゲーム、ラノベの紹介など。

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Re: 引き込まれるようなシナリオとは。

引き込まれるようなシナリオとは何かを考えている内に早くも二週間以上が過ぎてしまいました…
すぐに続きを書くような言い方(書き方)をしたくせに面目ないです。

れむ氏、コメント感謝です。ご無沙汰していますが、健やかにお過ごしでしょうか?
空気はアレですが、これでもコメント・TB自由なので些細なことでも何でも大歓迎ですよ。

 意が読めた範囲で(ミスリードはご容赦を)返信を。長くなってしまうので必要に応じて読み飛ばして下さい。

 非現実と現実の折り合いは、永久に黄金比を見つけることが出来ない問題ではないかと思いますが私見を述べさせてもらえるならば。
 二つ、極端な方向性があるのではないかと思います。
 一つは現実の中に非現実を混ぜ込む場合。たとえば現代伝奇のように。
 自分達と同じような日常に生きる主人公が、まず日常ではありえない異形に出会うからこそ、彼らの行動・感情にも共感が持てる、そういうカタチが一つとしてあるのではないでしょうか。
 一つは非現実の中に現実を浮かしだす場合。例えばナンセンス文学のように。
 自分達とは全く異なる非日常の環境の中に、不思議と日常と同じような問題に出会うことによって、日常の深層を暗示させる、そういうカタチもまたあるのではないでしょうか。
 全てのパターンがこの二つに分類できるとは到底思えませんが、この二つとその組み合わせで大半のパターンは説明できるのではないかと思います。
 よって、私としては現実味というのはわざわざ持たせる必要も無く、必然的に含まれてくるのではないかと考えます。ある程度以上のレベルの作品になれば、ですが。もちろん、意図的に現実味を徹底的に排除した作品というのもそれはそれで素敵ですが、人物の行動や感情から環境、制度などに至るまで完全に現実味を排除するのはそう簡単なことではないかと思います。もっとも、一定以上に現実を明示するものだけを現実味と呼ぶならばこの議論はそもそも無意味になるわけですが。
 主人公にティーンエイジャーをとるのは何もライトノベルに限った話ではなく、多くの児童文学の名作に関して言えることだと思います。ですが、それは感情移入のためでしょうか。中高年を主人公にとった作品の存在と、その読者層を考えるとそうも考えられますが、私としてはそれは理由の一つに過ぎないと考えます。
 主人公(一人称型の場合は同時に語り部)の目線を読者に合わせることによって、共感を持たせやすくはなりますが、主人公が若人であるということはそれ以上の利点を持ちます。ずばり、変化(成長)するということ。
 具体例を挙げるのもおこがましいくらいですが、例えばサリンジャーなどはどうでしょう。主人公が成長するということは、それだけでストーリーの大筋に大きく影響します。ライトノベルのような娯楽物にしろ、所謂ところの文学にしろ、主人公が成長するさまは小道具として使い勝手が良く、そういった理由でティーンエイジャーが主人公となることが多いのではないでしょうか。
 私はそう考えます。つまり、中高生が主人公となるのは目線以上にその性質のためではないかと。
 締めとしては、日常と非日常の対照が作品の魅力となることには私も同意しますが、一つめの議題で述べたように一概に混ぜれば良いというのではない、と考えます。ときには日常の無い、あるいは異常のないことも大切なのではないかと。如何でしょう?
 他は……善処します。

*****

さて、二週間以上かけてゆっくりと考えてみたのですが、出てきた結論は『よくわからない』という程度のものでした。何が引き込まれるようなシナリオなのか、ということは。
何千字かけても理の通らない論理しか構成できなかったのでそういう結論にさせてください……
いつの日かまともな形を取ることが出来たらここか本館に提示できると思うので。

*****

以下事務報告。

本館の改修工事進行中・・・
テキストが全滅してるのは仕様です。でも最近他で使うテキストしか上げてないのでいつになったら載せられるのかは不明。待つのであれば気長にお願いします。
本館の方の名前が変更になりましたが、こちらの方の名前は当面そのまま残すつもりです。

こちらのブログにカテゴリ『進行中議題』を追加。
記事の節々に対してコメントを貰えた際に、関連記事を追加していくというルールを設けます。
…自分の首を絞めることになるわけですが… 取り合えず多忙さゆえに返信まで間が空くことは
容赦してもらわなければなりませんが、コメント等については全件考慮したうえで可能な限り
関連記事を書いていきます。

それでは。
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  1. 2008/03/24(月) 00:00:00|
  2. 進行中議題
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

引き込まれるシナリオとは。

こう、一ヶ月以上も更新が滞ると友人にすらも死亡扱いされてしまいそうです。 みまさかです。

更新が滞った責任を取って腹を切れといわれたら実行するのもやぶさかではないですが、でも腹を切るなんて貴重な経験について書き記す前に出血多量で息絶えてしまう可能性も結構あるのでやりません。実際問題、ここ一月ばかりろくにネット接続もしない日々が続いていたわけなので、ただ単に怠けていたわけではないと言い訳をさせてください。断じて二月の第二木曜日のイベントで打ちのめされていたわけではなくって、でもそっちは来週の金曜日に向けてちゃんと準備を整えたので問題ないとかはこの際脱線なので置いといて。むしろ問題として挙げるならば本を読むことと寝ることに時間を費やし過ぎたことでしょうか。図書館で(自費で買う気も起きないような値段の)本を借りて読みまくってました。美術系の図版解説本高過ぎです。一冊の値段が一般辞書の倍以上とか何事ですか。
と、まぁこのあたりで通常モードに戻りましょうか

ここ最近考えたことですが、引き込まれるシナリオとは一体何でしょうか。
引き込まれるシナリオ、引き込まれる文章、引き込まれる世界観…etc...
褒め言葉として引き込まれる、とか惹きこまれるような、といったものはよく聞き、また、私自身も使ってしまうことがありますが、そもそもそれは褒め言葉になりうるのでしょうか。

以降は完全に私の私見になりますが、そこはベクトルの問題なのではないかな、と。
引き込まれるような作品、ということはつまり、読者に作品の外から内へのベクトルを与える作品、という意味です。この中に入りたいな、と思わせる、言い換えれば『引きこもれるような作品』という意味ですな。
果たして、製作者達は何を考えて作品を作っているのでしょうか。
私としては、引きこもり場所を与えて、廃人を生産することを目的に作品を制作している製作者はいない……と、思ってます。それは自分の作品をやりこんでもらえれば嬉しいでしょうが、そのために社会生活を棄てられるのを望んではいない、と思います。
一つの可能性として、内から外へのベクトルを与えようとしている、というのはどうでしょう。
ゲームをやり終えた後、文章を読み終えた後に、読者に何かを残せるような作品。なかなか言い換えには苦労しそうですが、なんとかあてはめてみると、『毎日を頑張ってみたくなる作品』あるいは『辛いときにまたやりたくなる作品』とでも言うべきでしょうか。

今回はこのあたりで考察を終わりにしますが、そうした、普段何気なく使う一言に興味が向いたら、ゆっくりと考えてみて欲しいのです。今回の引き込まれるシナリオについても言えますが、それが指す対象を分類すること自体はあまり意味をなしません。実際、泣きゲーなんかでも作るセオリーはありますし、韓国ドラマのパターン分けなども至極簡単です。

国語力不足だとか、理数離れだとか、そんな表面的なことを騒ぎ立てる前に、もっと根本の、身近なことから大切にするべきだと思うのです。
  1. 2008/03/07(金) 00:00:00|
  2. 進行中議題
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